ファーストサマーウイカの清少納言役で書道の実力発揮。服飾評論家の石津謙介氏は大叔父

2024年8月21日放送のテレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」に俳優でタレントのファーストサマーウイカ(34歳)さんが初出演しました。バラエティ番組で歯に衣着せぬトークで大人気を集める一方で、大河ドラマ「光る君へ」で清少納言役を演じ、随筆の「枕草子」を直筆で書くシーンがあり、話題になりましたね。小さい頃に母に勧められて始めた習い事の書道が今、清少納言役の仕事に結びついたことや、自分ルールについて、服飾評論家の石津謙介氏が大叔父に当たることなどが明かされました。

ファーストサマーウイカの本名は「初夏(ウイカ)」、書道歴は10年

▲TV画面を撮影。

ウイカさんは清少納言役に抜擢された事について次のように語っています。「両親に一つ感謝しているのは平安顔に生まれて良かったということです。

子供の頃、母に勧められて始めた書道だけは10年位、真面目に続けてきました。結果、大河ドラマで実際に自分の手で書いているシーンを監督が撮ってくれましたので、嬉しかったです。放送後に母にそのことを伝えたら、評判はいいかもしれないが、天狗になるなよ、調子に乗るなよと口酸っぱく言われました。私は6月生まれなので初夏に生まれたということで、両親が『初夏』の読みを変えてウイカと名付けてくれました。『初夏(ウイカ)』という名前は両親からの素敵な贈り物で誇りに思っています。芸名もウイカにしたのですが、ネットで検索すると旬のお弁当とかが出てきたりするので、被らないようにするため、『初夏』をそのまま直訳してファーストサマーウイカとしました。覚えずらいという声もありますが、どこにもないワードで、ネット検索でも被りません」。

ファーストサマーウイカは幼少時から「舞台に立つ表現者」に憧れた

「幼い頃からステージに立つのが好きで、小学生の頃は誰にも頼まれていないのに脚本を書いて演出、主演も全て一人でこなすという企画を発表したりする目立ちたがり屋で厚かましい子供でした。幼少時から一貫して舞台に立つ表現者になりたかったんですね。実現への近道は高校卒業後は劇団に入ることだと母に言われて、18歳で関西にある劇団に入りました。その後、上京してさまざまなオーディションを受けながらアイドル活動や音楽活動に従事。たまたま、バラエティー番組のオーディションがあり、それに受かって2019年にテレビ出演を果たすことができました。積み木は常にその瞬間は頂点ですよね。いつも自分は最高頂点にいると思いながら一歩一歩積み上げていくイメージで進んできました。自分ルールとして一番大切にしていることはブレること。世間ではブレない心とか、信念を貫くということが成功への基本ルールのように言われますが、私は逆にアイドルだったり、役者だったり、行ったり来たりで簡単に飛び移っていくような人生だったんですよ。いつも流木のごとく流れついたところが「現在地」なんです。ブレないようにすると固い鉄でできた信念になりますから、ある日ポキッと折れて挫折してしまうこともある。今まで挫折せず、のらりくらりとやってこれたのはグニョグニョの芯だったからです。ブレることで、いろいろな世界を見たり貴重な経験から学ぶことができたので、ブレるのを信条としています」。

ファーストサマーウイカの大叔父はアイビールックを広めた石津謙介氏

コンプレックスがあるかと問われると、ソツなく何でもこなせるという器用貧乏なところです。どれも70点以上は取れるが、100点は取ったことがないという悩みはあります。70点レベルだと、それ以上は伸びない気がして、それがずっとコンプレックスに感じ、時々、報われないなと感じる瞬間がありました。そういう感情は受け身ですから嫌ですね。報われないなら報ってやろうではないかと切り返したくなります。どう補えば報われるのか、補う努力ができれば武器になると自分自身を奮い立たせています。私の活動を常に応援してくれる大阪にいる両親は底抜けに明るいコテコテの関西人です。いつもためらわずに背中を押してくれます。近親は公務員だったり固い仕事をしている人が多いのですが、岡山の祖母はモデルをやったり劇団に入っていたりしてハイカラな人だったようです。黒柳さんが劇団員だった頃と時を同じくしていますから奇遇ですね。岡山出身にはアイビールックを広めたファッション評論家の石津謙介さんが有名ですが、祖母の叔父に当たりますので、かすかに血は繋がっているんです。これからも両親や親類に喜んでもらえるような〝表現を目指して、さらに精進を重ねていきたいと思います」。

ウイカさんの感性を表現する言葉はユニークでドキッとさせられますね。
すでに「ファーストサマーウイカ」はブランドそのもので、自分を見せる能力には才覚を感じます。ウイカさんの今後の活躍から目が離せません!

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