ミッキー吉野夫妻のなれそめは?芸術家としての受賞歴は?

芸能

ゴダイゴ」のリーダーのミッキー吉野さんが、妻で画家の吉野祥江さんと9月3日
放送の黒柳徹子さんのトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演しました。
19歳の年の差がある芸術家夫婦として注目されましたが、共に海外で大きな賞を受賞
して世界で評価され、年々、活躍の場を拡げています。

終始、仲睦まじい様子で、結婚に至るまでのエピソードや現在の活動などについて語
ると共に、自宅を改造して、それぞれの制作部屋を地下に作ったということで、2人
の仕事部屋も披露していました。

ミッキー吉野夫妻は72歳と53歳の 19歳差カップル。なれそめは?

TV画面を撮影。

ミッキー吉野さんはロックバンド「ゴダイゴ」のリーダーで、ピアノ、キーボード
奏者の傍ら作曲、編曲の分野でも独自の地位を築き上げてきました。

元ザ・ゴールデン・カップスのメンバとしても記憶に残っている人は多いのでは
ないでしょうか。

結婚は2007年。前年、ミッキー吉野さんが東京芸術劇場で行われるゴダイゴ
コンサートでメインビジュアルとして使う絵を探していた時、目に留まった
のが現在、奥様となられた祥江さんのヤギをテーマにした100号の大作
「未来への翼」でした。

当時、韓国の芸術大学に留学中だった結婚前の祥江さんを訪ね、その絵に決めると
同時に祥江さんに「ビビッとひらめいた」そうです。

2007年に開催されたゴダイゴのコンサートは、音楽とヤギをテーマにした
アートの融合が高く評価され、大成功を収めました。

ミッキーはひらめきの人で、ひらめいたから結婚すると決めた」とグイグイと
押し切られ、祥江さんはミッキー吉野さんの申し出を受け入れて日本に帰国し、
その年の秋に挙式しました。

吉野祥江さんは画家への夢を実現するために、東京芸術大学・絵画科に5回受験
しましたが、ことごとく失敗し断念して就職。
そうした中で取引先の韓国人男性に見初められ、渡韓しました。
しかし、知人もいない異国の地での苦しみから、救ってくれたのが絵。

「当時の夫が、絵をまた描いてみたら」と勧めてくれて、韓国の芸術大学に入学。
2005年に成績優秀奨学生として仏パリ国立美術学校に交換留学。

本格的に画家を目指し始めた頃、「夫の中国への転勤が決まり、一緒に来て
ほしいといわれましたが、絵を描きたかったので大学院へ進むことを考えて
いました。中国ではやりたいことができないからと離婚しました」。

「韓国で辛い日々の中、ゴダイゴの楽曲を良く聴いていました。
ファン・サイトもよく利用して、弘益在学中の夏休みには帰省してサイトの
メンバーとも会っていたし、ミッキーと初めて会ったのもこの頃です」。

ミッキー吉野さんは「年の差はあまり気にしなかったんですが、結婚してから
72歳と53歳19歳も離れているから長生きしないといけない、そういう自覚が
芽生えてきて。

お互いにモノ作りが基本だから、年齢差も関係なく喧嘩は多いですね。
物事を深く突き詰めるので、かなり際どいところまで行っても、お互い引かない
ですし。ただ、大切な話の時はお互いに譲りあいます」。

ミッキー吉野夫妻は音楽と絵画で 活躍。芸術家としての受賞歴は?

吉野祥江さんはヤギを絵のテーマにしています。
ヤギは紙を食べる。世界中の悪いモノをヤギが食べてくれたら幸せになるのにと
思って、最近から描き始めています。ヤギは私の中でのメッセンジャー。
その時々においてメッセージを込めています」。

もうひとつのマリオネットの絵は、ミッキー吉野さんの骨折で吉野祥江さんが決断を
委ねられたことがきっかけ。「人は人に命さえも操られていることに気付き、命を預
かる怖さに向きあったことで、マリオネット(操り人形)が主題になりました」。

受賞歴は、 2015年 モダンアート展優秀賞受賞、2023年 アートエキスポ
ニューヨーク2023 ベストブースデザイン賞受賞、
レッドドットマイアミ2023 最優秀国際出展者賞など。

ミッキー吉野さんは2022年、台湾で「ベストアジアン  クリエイティブ
アーティスト賞部門」で最優秀賞
を受賞しました。

ゴダイゴは1976年に結成し、来年で50周年を迎えます。『徹子の部屋』
も50周年ですね。台湾での受賞スピーチでは、70歳を過ぎてそういう賞を
頂けたということは、生れてから今日に至るまで、沢山の方々にお世話に
なり、応援して頂いたお陰であり、全員に感謝したいと
心から実感できて
本当に嬉しかったです」。

受賞したアルバムのジャケットは吉野祥江んのヤギをモチーフにした作品。
音楽と絵画の融合で時代に先駆けたトータル芸術を実現していますね。

ミッキー吉野さんは抱負について「祥江さんは今年11月に米国のサンディエゴで
開催される芸術展、NYのアートエキスポ展に出展するほか、来年2月12日から
1週間、玉川髙島屋で個展
を予定、久しぶりの国内活動で楽しみにしています。
アジアでも展開して貰いたいです。

人生の後半になって妻の仕事で気楽に世界を廻れるのが楽しみになってきました」
と語り、顔を綻ばせていました。

お互いに自立した関係では、年齢差という壁はあまり気にならないのでしょう。
素敵なカップルですね。いつまでもお幸せに!

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